ポケモン知恵袋

ダメージ量について

解決済み

投稿者 : ハド

ポケモンを今作から始めた初心者です。
簡潔に書くと、
等倍タイプ一致 威力90の技と、効果抜群 タイプ不一致威力60の技だと
どちらがダメージ量大きいですか?
普通に考えると前者のようですがダメージ計算などはまだよくわからないので。
防御側のステータスの大小によっても変わりますか?


このダメージ計算のシステムなども教えていただけると嬉しいです。

投稿日時 : 2017/01/21 16:49:31

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ベストアンサーに選ばれた回答

17/01/23 18:35
1  J3GCEN18
攻撃側の攻撃(特攻)実数値をa、防御側の防御(特防)実数値をb、使用技の威力をcとするとダメージ(等倍でタイプ不一致でお互いLv.50時)は
(22ac÷b÷50+2)×0.85~1.00
となります。この内、0.85~1.00はランダムで変化し、これを所謂乱数と言います。タイプ一致補正やタイプ相性による補正がある場合、先程の計算式で出てきた数字の小数点第一位を切り捨てたもの(これをDとする)に、
D×1.5(タイプ一致補正)×0~4.0(タイプ相性による補正)
という計算がされます。ここでは掛け算をする毎に出てきた値の小数点第一位を切り捨てて次の掛け算を行います。例えば、ガブリアス(Lv.50、攻撃実数値182)の逆鱗(威力120)をメガボーマンダ(Lv.50、防御実数値150)を撃った時のダメージは
(22×182×120÷150÷50+2)×0.85~1.00=56.1544~66.064
で、これらの数字の小数点第一位を切り捨てると、56~66になります。ガブリアスはドラゴンタイプで逆鱗はドラゴン技なのでタイプ一致補正がかかり、メガボーマンダには効果抜群なのでタイプ相性による補正(×2.0)がかかります。よって、
56~66×1.5=84~99(今回は小数点が発生していないので、切り捨ては行わない)
84~99=168~198
従って、この場合のダメージは168~198になります。因みに、持ち物による補正は攻撃(特攻)実数値か使用技の威力に掛けます。例えば、命の珠は技の威力を1.3倍にするので、技の威力に×1.3をして、拘り鉢巻きは攻撃を1.5倍にするので、攻撃実数値に×1.5をします。
長くなりましたが、以上がダメージ計算のシステムです。
それでは、本題に入ります。結論から言いますと、前者の方がダメージ量が多いです。先程はタイプ一致補正やタイプ相性による補正は後で計算してましたが、ポケモン育成論等では技に補正をかけて紹介されていることが多いです(ダメージ計算の結果がそれほど変わらない為)。今回の場合、実質威力は前者は
90×1.5=135
対して後者は
60×2=120
よって、前者の方がダメージ量が多いです。
又、攻撃側の攻撃(特攻)実数値の変化や、防御側の防御(特防)実数値の変化によってダメージ量が変化します。先程のガブリアスを例に挙げますと、ガブリアスがつるぎのまいを使った場合、攻撃がぐーんと上がる=攻撃が2段階上がる=攻撃が×2.0される(上がる段階が1高くなる毎に補正倍率が+0.5される。1段階上がれば×1.5、2段階上がれば×2.0、3段階上がれば×2.5…)、よって攻撃実数値は182×2.0=364になります。ここで再びつるぎのまいを使うと、元の2段階上昇に更に2段階上昇がプラスされて4段階上昇になって、元の攻撃実数値182に3.0倍がかけられて、2度つるぎのまい使用後の攻撃実数値は182×3.0=546になります(他の能力についても、仕組みは同じ)。
大変長くなりましたが、以上が回答です。参考にしていただけると、嬉しいです。

質問した人からのコメント

まず、回答ありがとうございます。また返信が遅くなりすみません。

かなり丁寧に書いて頂いたので分かりやすかったです。
様々な場合についての補足も助かりました。
対戦では厨パでも負け越しですががんばっていきます。
まさに自分が欲しかった情報をありがとうございました。

解決日時 : 2017-01-28 23:04:50

回答 (1件)

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17/01/23 18:35
1  J3GCEN18
攻撃側の攻撃(特攻)実数値をa、防御側の防御(特防)実数値をb、使用技の威力をcとするとダメージ(等倍でタイプ不一致でお互いLv.50時)は
(22ac÷b÷50+2)×0.85~1.00
となります。この内、0.85~1.00はランダムで変化し、これを所謂乱数と言います。タイプ一致補正やタイプ相性による補正がある場合、先程の計算式で出てきた数字の小数点第一位を切り捨てたもの(これをDとする)に、
D×1.5(タイプ一致補正)×0~4.0(タイプ相性による補正)
という計算がされます。ここでは掛け算をする毎に出てきた値の小数点第一位を切り捨てて次の掛け算を行います。例えば、ガブリアス(Lv.50、攻撃実数値182)の逆鱗(威力120)をメガボーマンダ(Lv.50、防御実数値150)を撃った時のダメージは
(22×182×120÷150÷50+2)×0.85~1.00=56.1544~66.064
で、これらの数字の小数点第一位を切り捨てると、56~66になります。ガブリアスはドラゴンタイプで逆鱗はドラゴン技なのでタイプ一致補正がかかり、メガボーマンダには効果抜群なのでタイプ相性による補正(×2.0)がかかります。よって、
56~66×1.5=84~99(今回は小数点が発生していないので、切り捨ては行わない)
84~99=168~198
従って、この場合のダメージは168~198になります。因みに、持ち物による補正は攻撃(特攻)実数値か使用技の威力に掛けます。例えば、命の珠は技の威力を1.3倍にするので、技の威力に×1.3をして、拘り鉢巻きは攻撃を1.5倍にするので、攻撃実数値に×1.5をします。
長くなりましたが、以上がダメージ計算のシステムです。
それでは、本題に入ります。結論から言いますと、前者の方がダメージ量が多いです。先程はタイプ一致補正やタイプ相性による補正は後で計算してましたが、ポケモン育成論等では技に補正をかけて紹介されていることが多いです(ダメージ計算の結果がそれほど変わらない為)。今回の場合、実質威力は前者は
90×1.5=135
対して後者は
60×2=120
よって、前者の方がダメージ量が多いです。
又、攻撃側の攻撃(特攻)実数値の変化や、防御側の防御(特防)実数値の変化によってダメージ量が変化します。先程のガブリアスを例に挙げますと、ガブリアスがつるぎのまいを使った場合、攻撃がぐーんと上がる=攻撃が2段階上がる=攻撃が×2.0される(上がる段階が1高くなる毎に補正倍率が+0.5される。1段階上がれば×1.5、2段階上がれば×2.0、3段階上がれば×2.5…)、よって攻撃実数値は182×2.0=364になります。ここで再びつるぎのまいを使うと、元の2段階上昇に更に2段階上昇がプラスされて4段階上昇になって、元の攻撃実数値182に3.0倍がかけられて、2度つるぎのまい使用後の攻撃実数値は182×3.0=546になります(他の能力についても、仕組みは同じ)。
大変長くなりましたが、以上が回答です。参考にしていただけると、嬉しいです。

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